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チラシの豆知識
新聞折込チラシに使われる主な紙の種類と特徴
- 新聞折込チラシを実施する際、配布エリアや部数の検討だけではなく用紙の選択も十分な反響を得るための重要な要素となります。今回は新聞折込チラシによく使用される紙の種類とその特徴について、ご説明します。
- ・コート紙
- 表面に白色顔料などの塗料を塗布した印刷用紙で、折込チラシの最も多く使われている用紙です。表面が滑らかで光沢があり、写真やカラー画像の発色が極めて優秀です。インクの定着が良く、鮮やかで美しい仕上がりになるため、スーパーマーケットの特売チラシ、家電量販店の広告、不動産物件案内などで幅広く使用されています。ただし、光沢による反射で文字が読みにくくなる場合があり、文字の多い紙面の場合は注意が必要です。
- ・マットコート紙
- コート紙の表面処理を工夫して光沢を抑えた紙です。しっとりとした質感で上品な仕上がりになり、光の反射が少ないため文字の可読性に優れています。落ち着いた印象を演出できるため、化粧品、ファッション、レストランなどのブランドイメージを重視する業種のチラシに最適です。
- ・上質紙
- 塗料を使用しない非塗工紙で、紙本来の自然な風合いと質感が特徴です。表面がざらついているため、鉛筆やボールペンでの書き込みが容易で、親しみやすい印象を与えます。学習塾の案内、地域密着型店舗のお知らせ、アンケート付きチラシなどによく使用されます。印刷の発色はコート紙に劣りますが、文字が読みやすく、筆記性に優れています。