新聞折込広告はどのくらい見られているか？

一般社団法人日本新聞折込広告業協会（J-NOA）では、株式会社ビデオリサーチが実施している新聞メディアの専門調査である「全国新聞総合調査」（通称ジェイ・リード）から、新聞折込広告に関する設問を集計したものを「新聞折込広告効果指標データ」としてリリースし、新聞折込広告の媒体特性について紹介しています。

最新の「新聞折込広告効果指標データ（J-READ＋2021より）」では、全国の24,874人を対象に、新聞や折込チラシの閲読状況や生活行動、消費行動などについて調査が行われており、今回はこれらの調査結果の中から新聞折込広告の閲覧状況について見ていきます。

新聞折込広告を見た割合は48.6％。新聞定期購読者に限定すると76.1%

調査対象者が、特定期間の1週間のうち新聞折込広告を見たかどうかを日記式で回答した結果を見ると、１週間で１日以上新聞折込広告を見た割合は48.6％であった。新聞定期購読者に限定すると76.1%と高い数値を示しており、多くの方が、新聞とあわせて新聞折込広告にも目を通していることが分かります。

60代以上の女性では、約８割が新聞折込広告を見ています

年代別の新聞折込広告を見た割合を見ると、男性が44.2%、女性が53.2%でした。新聞折込広告は、女性に人気の広告というイメージがありますが、多くの男性も見ていることが分かります。年代別の割合を見ると、女性では「70～74歳」で80.4%、「60代」で77.6％、男性では「70～74歳」で73.3%と、年齢が上がるとともに新聞折込広告を見る割合が高くなります。

【個人全体・新聞購読者・性年代別】

出典：「J-NOA新聞折込広告効果指標データ全国版（J-READ+ 2021より）

職業別では主婦が最も多く62.2%

職業別で見ると、「主婦」が最も高く62.2%でした。新聞折込広告は、主婦の皆さまにとって、日々の買物計画を立てるだけでなく、人気商品やトレンド商品の確認、家族と週末を楽しく過ごすための情報源として役立っているのかもしれません。

【個人全体・新聞購読者・本人職業別】

出典：J-NOA新聞折込広告効果指標データ全国版（J-READ+ 2021より）

曜日別では週末にかけて見る割合がアップ

曜日別で見ると、「土曜日」が最も高く41.2%。次いで、「日曜日」40.1%、「金曜日」38.3％の順でした。週の後半に比較的高くなっています。土曜日は、休日に向けた買い物やイベントに関する新聞折込広告が多く配布されるため、これらを自宅でゆっくりチェックし、休日の計画を立てる時に活用されているものと思われます。


出典：J-NOA新聞折込広告効果指標データ全国版（J-READ+ 2021より）

読売ISは、業界最大級の新聞折込広告の配布実績があり、新聞折込広告のチラシデザイン制作や広告配布だけでなく、様々なデータを活用したエリアマーケティング分析など、プロモーション活動を幅広くご支援いたしますので、お気軽にご相談ください。