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WEBサイトの「設計力」

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WEBサイトの「設計力」

🎨見た目で惹きつけ、体験で心をつかむ

──今のWebデザインは「美しさ」×「設計力」が鍵

「とにかくおしゃれにしたい」
「センスのあるWebサイトを作りたい」

その感覚、まったく正解です。
ただし現代のWebサイトでは、“見た目だけ”では成果につながりません。

今のWebデザインは、「設計された美しさ」こそが価値を生む時代です。

この記事では、ビジュアルに敏感な人に向けて、
美しさとユーザビリティ、戦略と体験が共存するWebデザインの考え方を解説していきます。

 

📐デザインの前に、「設計」からはじめよう

なぜWebサイトに設計が必要なのか?

Webサイトは“作品”ではなく、“機能する道具”です。
見た目にこだわる前に、次のような目的と構造を明確にしましょう。

【サイト設計で考えるべき3つの視点】

① サイトの目的・ゴールを決める

  • 商品購入?問合せ?資料請求?
  • 「誰が」「何をする」ためのサイトか明確に
  • 目的が定まると、デザインの“方向性”がブレなくなる

② コンテンツ構成(情報設計)を考える

  • ユーザーは何を知りたがる?
  • どういう順番なら迷わずたどれる?
  • まずは紙に「ページ構成図(サイトマップ)」を書く

③ 導線・行動設計(UX)を組み込む

  • ユーザーはどこから来て、何をクリックして、どう離脱する?
  • 問い合わせまで最短で誘導する「動線設計」が重要
  • 各ページに明確な役割と「次の一手(CTA)」を持たせる
 

📱デザインは“スマホ前提”で考える

今やWeb閲覧の約7割がスマホから。
そのため、「レスポンシブ対応」ではなく、モバイルファースト設計が基本です。

🧭I型レイアウトが今の主流

❓I型レイアウトとは?

  • 縦に一直線に流れるレイアウト
  • 「1セクション=1メッセージ」が基本
  • スマホでの視認性・スクロール性に優れる
  • CTAやリンクを段階的に配置するのが◎

🎯I型のデザインポイント

  • セクションごとに目的と役割を設ける
  • 余白で視線を区切る(情報の呼吸を整える)
  • 画像・見出し・テキストの順で自然な流れをつくる
 

🎨ビジュアルの「美意識」はここで効かせる

1. 余白(ホワイトスペース)

  • 視線を誘導し、圧迫感を減らす
  • 「抜け感」が“高級感”と“可読性”を演出

2. 色彩設計

  • メインカラー、サブカラー、アクセントカラーを定義
  • アクセントはCTAや重要情報に使い、効果的に目を引く

3. タイポグラフィ

  • モバイルでは16〜18pxが基本(読みやすさ重視)
  • 見出しには印象をつけ、本文は可読性優先で
  • 和文フォントと英数字のバランスにも注意
 

📌サイト設計とデザインは「チームプレイ」

最終的に、Webサイトは以下の要素が連携してはじめて機能するものです。

要素 担当・役割
 サイト構造  UXデザイナー・プランナー
 コンテンツ(文章・写真)  編集者・ライター・カメラマン
 ビジュアル(色・形・動き)  デザイナー
 実装・最適化  コーダー・エンジニア
 集客・改善
 マーケター・SEO担当者
 

✍️まとめ:設計された美しさが、感動を生む

  • 見た目だけでなく「なぜこのデザインか?」を語れるように
  • I型レイアウトで情報を“流れ”として伝える
  • モバイルでの視認性・体験を第一に考える
  • 情報設計
  • 導線設計をもとに、ビジュアルを組み立てる
  • Webデザインとは、「美しさ × 設計力」から生まれる体験そのものです。


Webサイト制作についてご検討の方はお気軽にお問い合わせください。


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