折込広告の強みをもつ読売ISですが、それ以外の媒体との連動も活発です。この対談に登場する2人は、それぞれ営業部とメディア部に所属し、より効果的な広告提案のため、双方のスキルと情報を共有し、最適なメディア提案を行っています。対談では、それぞれのキャリアや現在の仕事内容に加え、読売ISには部署の垣根がなく、日常的に連携できていることで大きな仕事の獲得につながっている状況や、そうした状況が生み出されている会社の風土などについて語ってもらいました。

経験を積むたびに仕事の
幅が広がり、広告の可能性を知った
これまでのキャリアと現在任されている仕事について教えてください
- 久保田
- 入社当初は営業部に配属されました。最初は折込広告の営業が中心でしたが、あるとき、担当となった広告代理店と共同で、さまざまな媒体を提案する機会を持ち、初めてテレビやイベントを使うプロモーションの経験をしました。自分で勉強しつつ、メディア部に相談にのってもらい、ビジネスチャンスをひろげられました。現在は、もともと興味のあったメディア部の所属となり、読売新聞の広告誌面のバイイングや新聞紙面の企画提案などを行っています。
- 北野
- 私は入社以来、一貫して営業部です。最初の3年間は健康食品メーカーの営業を担当しましたが、正直、当初は営業の仕事がイメージできず、とにかくがむしゃらに取り組んでいました。そんななか、折込広告を制作する機会がありました。もちろん、実際に手を動かすのは制作の方ですが、紙面構成などは私がディレクションをして、文字を流し込む指示を出して1枚の折込広告を完成させました。そのときは、素直にうれしかったですね。リアルに「仕事をした」と手ごたえを感じられた瞬間でした
- 久保田
- 私がメディア部に異動になったのは2006年のことです。当初は営業とのスタンスの違いを考えすぎた時期もありました。メディア部の仕事は、営業部が開拓したお客様の商品広告を、希望する媒体へマッチングするというもの。自分の直接担当しているお客様ではないからこそプレッシャーのかかる仕事です。私が代理店側にうまくプレゼンできず、マッチングできなかったら営業部に対して申し訳ないですから。だからこそ、普段からのコミュニケーションを大切にしてきました。営業部やお客様の希望をしっかり理解しなければ、成功に導くことができません。一緒になって仕事をやり遂げるなかで、成長させてもらえることを実感しました。


営業部、メディア部の連携によって
ターゲットに届く最適なメディアを提案
仕事をする上で大事にしていること、また他部署との関わりについて教えてく
ださい
- 北野
- 私が営業の仕事で大事にしているのは、商品の良さや特徴、ターゲットを明確に理解し、それを広告制作スタッフすべてが共有する、ということです。実は5年ほど前、食品メーカーのコンペがあり3社競合の末、我が社を選んでもらったというケースがありました。このとき、クリエイティブディレクターやオペレーター、デザイナー、印刷会社など、制作の現場が同じベクトルに向かわなければ、目標となるクリエイティブ制作にたどり着くことはできなかったでしょう。営業である私は、きちんと情報をアウトプットすることを心がけました。その調整役こそが営業の仕事です。結果、私たちが提出したクリエイティブを気に入ってもらい、コンペに勝つことができました。
また、ターゲットに一番届く最適なメディアを模索することも、私たちの大事な仕事です。Aという商品があり、子どもに向けて売りたいとクライアントが希望した場合、最適な媒体は折込なのか、新聞なのか、テレビなのか。さらに、予算はどの程度使えるのか。現状を把握したうえで、たとえば、メディア部の久保田さんに「この状況で、何かよい手はありませんか」と相談する。そうすると「よし、任せてくれ」と言ってくれる。こうした連携も、社内できちんとできているので、安心して仕事ができます。 - 久保田
- 北野君とは、お子様にもお薦めの栄養補助食品の案件で、『KODOMO新聞』の特集面での広告展開につなげたことがありましたね。彼はクライアントが望んでいる情報を、背景も含めてよく取材しているという印象があり、仕事はとてもスムーズでした。メディアというのは、ひとつのツールであって、僕たちはドクターのような役割なのだと思います。患者さん一人ひとりの症状にあわせて最適な治療を施すというイメージです。常に売るものを見極めて、どこで広告を打つのが一番効果的なのかを考えメディアを提供する。幸い、読売ISの営業とメディア部は交流が多く、まったく垣根がないため話がスムーズに進むので仕事は早いです。営業の人はメールでどんどん案件を依頼してくれるので、こちらもすぐに対応できます。

仕事以外でのつながりが連携をより一層強めている
部署の垣根がなく社員同士の連携がとれている理由は?
- 久保田
- 読売ISは、社員の毛色が似ているのでしょうか、密に絡まなくても話が通じやすいと感じることが多いですね。部活動も盛んで、そうした活動を通じてオフィスではフロアの違う人や、支社の人が交流しています。私はサッカー部に所属しています。部員数は約20人。社会人のサンセットリーグや放送人リーグなどにも所属し、かなりまじめに取り組んでいます。
- 北野
- 私は野球部ですが、実は“裏野球部”なんです(笑)。会社非公認の部活です。公認の野球部もあるのですが、気軽に野球を楽しみたいメンバーが集ったサークルのようなものですね。でも、もしかしたら野球をやっているより、飲んでいる時間の方が長いかも(笑)。
※正式な野球部もあります。
- 久保田
- サッカー部は公認なので、かなりまじめにやっていますよ。練習後にはもちろん、飲んだりもしますが(笑)。そういう場では、仕事の話は出ないのかなと思っていたら、意外に、後輩から先輩に悩みの相談があったりします。だから、よいコミュニケーションの場になっているなと実感します。
- 北野
- 裏野球部の飲み会では仕事の話はしません(笑)。試合もやりますが、モットーは「けがをしないよう頑張る」。まあ、本当に息抜きの場なんです。
- 久保田
- 昔は社員旅行のような、社員が仕事以外で交流できる場も多かったようですが、最近は減ってきています。社員発で、みんなで集まることを積極的にやろうという気分も最近は盛り上がっています。こうした社風だからこそ、仕事も一丸となってやっていけるのだと思います。

第1期営業本部
第2部営業1課
北野 大輔Daisuke Kitano
国際文化学部卒。2008年入社。学生時代、広告の面白さに気づき、広告業界を志望。折込広告という媒体が、より購買行動に近いポジショニングにあることから、読売ISに興味を持った。入社後は、健康食品メーカーやその販売会社などの営業を担当。現在は、通信教育企業、メーカー通販などの営業に従事している。
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メディア開発本部メディア部
久保田 隆Takashi Kubota
経済学部卒。1999年入社。就活中、平均年齢が若く、「若い力を大いに発揮できる会社」という紹介を見て興味を持ったのが入社のきっかけ。面接の際、社内の明るい雰囲気に触れたことも大きかった。入社当初は広告営業を担当し、今はメディア開発本部にて、読売新聞、電波媒体、読売PR誌(読者サービス媒体)、イベント運営を担当。
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