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Person 社員紹介

メッセージアプリでユーザー紹介キャンペーンを展開 第3営業本部埼玉支社シニアリーダー 大和田 遼

紙媒体の広告をデジタル化でブラッシュアップ

広告・宣伝活動のデジタルシフトが進む中、読売ISが長年にわたり新聞折込広告を受注しているお取引先の中にも、新たにデジタルのプロモーションを検討されるクライアントが増えています。大和田が担当する食材宅配サービスを運営する企業もそうした状況でした。

私が5年ほど前から担当する食材宅配サービスのクライアントは、以前は新聞折込広告を不定期で実施してきました。しかし、人々の生活のデジタル化が進むにつれて、紙の広告メディアのみでは「小さなお子様がいる30~40代の共働き夫婦」というメインターゲットの新規ユーザーの獲得が難しくなってきました。

私は、そうした状況を打開するため、WEB広告の提案を試みることにしました。まず、食材を自宅まで届ける同社のビジネスモデルでは、既存ユーザーによるクチコミや知人への紹介が新規ユーザー獲得に繋がりやすいのではと仮説を立てました。紙の印刷物による紹介キャンペーンは以前から行われていたのですが、よりターゲットに適した広告手段を検討した結果、メジャーなメッセージアプリでの広告を企画することにしました。ご近所さんや外出先で会ったお友達とその場で簡単にシェアできる手軽さが魅力です。クライアントも、「現状のままではいけない。何かしなければ・・」と危機感を持っていたようで、私のプランに共感し、採用していただくことができました。

大和田 遼

メッセージアプリの企画をきっかけにビジネス領域が拡大

クライアントが抱える課題にタイミングよく解決策を提案できたこと、従来の媒体よりも成果が上がったことから、大和田への信頼は高まりました。このメッセージアプリの広告をきっかけに、新たなビジネスへと拡大していったのです。

WEB広告の制作・運用、SNS広告、動画制作など、新規ユーザー獲得のためのデジタル戦略を次々と手掛けるようになりました。特に読売ISはエリアマーケティングに強みを持っているため、「同社の食材の配達エリア内に住んでいる既婚者やお子さんがいる家庭」といったように、対象を絞り込んだWEBのターゲティング広告を展開するなど、広告効果の高い施策を実行しました。また、興味を持った生活者が最初に見る同社のホームページ(ランディングページ)の制作も担当し、食材のこだわり、宅配のメリット、幅広いメニュー紹介などを魅力的にアピールしています。

こうしたWEB関連のお手伝いをするうちに、クライアントの新たなニーズもキャッチできました。高齢者層のユーザー獲得です。WEBに不慣れな高齢者にアピールするには紙媒体が効果的であるため、新聞折込広告を再度活用することを提案し、実行に至りました。お若い頃にユーザーだった方が、高齢になって折込広告を見て思い出し、再契約してくれたという事例も増えていると聞きます。

このように、WEBと紙媒体ではターゲットが異なります。WEBからの方が申し込みしやすいという方もいれば、紙媒体でなければ届かない方もいます。幅広い層の生活者にアピールするには、WEBと紙のハイブリッド型の広告展開が有効です。紙媒体の豊富なノウハウを持ちつつ、デジタルにも注力している当社だからこそ実現できた提案だったと思います。

大和田 遼

デジタルビジネスの提案先は目の前にたくさんある

大和田のモットーは、デジタルをはじめとした新しい分野の仕事に直面した時、自分で調べて勉強し、提案から運用まで自分自身でしっかりと携わることです。社内にはデジタル専門の部署もありますが、「クライアントと日々コミュニケーションを取る営業がその分野に詳しくなければ、会社としてクライアントの信頼を得ることはできない」、と考えるからです。大和田は、当社のデジタルビジネスの可能性を次のように語ります。

読売ISの強みは、お取引先の数が多いことです。折込広告において業界ナンバーワンの当社は、業種や規模を問わず様々なクライアントとお付き合いをしています。その中には紙媒体だけで広告を展開している企業様も少なくありません。そういったクライアントが広告手段にデジタルを検討した時、当社の営業担当はゼロから仕事を組み立てることができます。つまり、自分の既存の担当先へのご提案で、デジタル分野の新しい挑戦ができるということです。必要なのは、クライアントのビジネスを成功させるためにデジタルを使って何ができるかという視点を持つだけです。

当社にとってデジタル分野はまだ発展途上の領域ですが、一人ひとりの社員の努力でどんどん開拓していける可能性があると思っています。私自身、数年前までデジタルの仕事はゼロでしたが、今では売上の30%を占めるまで拡大しました。紙媒体の広告で培ったノウハウ、優れたエリアマーケティング力、多種多様なお取引先、そこにデジタルという領域を掛け合わせれば、当社ならではの新たなビジネスを開拓していけると考えています。