紙媒体の広告をデジタル化でブラッシュアップ
広告・宣伝活動のデジタルシフトが進む中、読売ISが長年にわたり新聞折込広告を受注しているお取引先の中にも、新たにデジタルのプロモーションを検討されるクライアントが増えています。大和田が担当する食材宅配サービスを運営する企業もそうした状況でした。
私が5年ほど前から担当する食材宅配サービスのクライアントは、以前は新聞折込広告を不定期で実施してきました。しかし、人々の生活のデジタル化が進むにつれて、紙の広告メディアのみでは「小さなお子様がいる30~40代の共働き夫婦」というメインターゲットの新規ユーザーの獲得が難しくなってきました。
私は、そうした状況を打開するため、WEB広告の提案を試みることにしました。まず、食材を自宅まで届ける同社のビジネスモデルでは、既存ユーザーによるクチコミや知人への紹介が新規ユーザー獲得に繋がりやすいのではと仮説を立てました。紙の印刷物による紹介キャンペーンは以前から行われていたのですが、よりターゲットに適した広告手段を検討した結果、メジャーなメッセージアプリでの広告を企画することにしました。ご近所さんや外出先で会ったお友達とその場で簡単にシェアできる手軽さが魅力です。クライアントも、「現状のままではいけない。何かしなければ・・」と危機感を持っていたようで、私のプランに共感し、採用していただくことができました。