新店オープン時のスタートダッシュに最適!LINE公式アカウントのお友だちを獲得できるCPF課金広告
有店舗型の企業様には店舗集客の手段として長年「新聞折込広告」を実施頂いておりますが、近年のデジタルシフトの影響もあり、当社のクライアント様の中にも紙媒体とWEB広告を組み合わせた店舗集客を行うケースが増えています。
今回は、最も普及率が高くリーチも期待できるLINE広告を活用し、オープン後の「LINE公式アカウント」の運用も見据えて、お友だち獲得(=CPF)課金型で実施した事例を紹介します。
※LINE広告の媒体概要、メリットは以下の記事で詳細を解説しておりますので、是非併せてご覧ください。
折込チラシデータを活用したデジタルチラシの手法~有店舗集客向けLINE広告実施事例~
1.LINE広告の概要と運用目的・課金形態
1-1 友だち追加広告(CPF課金)とは?
友だち追加広告(CPF課金)とは、LINE広告を通じて、LINE公式アカウントの友だちを獲得する配信機能です。Cost Per Friendの頭文字を取って、CPFと一般的に言われており、友だち追加に対して広告費用を支払うという意味です。通常のクリック課金(CPC課金)は広告クリック→サイト誘導で広告費用が発生しますが、友だち追加広告は友だち獲得1件あたりに費用が発生いたします。
1-2友だち追加広告(CPF課金)の配信面
友だち追加広告(CPF課金)の配信面は以下の通りとなります。
- ・LINE VOOM
- ・LINE NEWS
- ・トークリスト
- ・ウォレット
- ・ホーム
- ・LINEショッピング
- ・LINEオープンチャット
- ・アルバム
友だち追加広告(CPF課金)はLINE NEWSやLINEアプリのタイムライン上などの各種サービス内にLINE公式アカウントの追加を促す広告を配信できるため、より自然な流れで興味関心の高いユーザーを友だち登録に促せるのが特徴です。
1-3店舗型ビジネスにおけるLINE公式アカウントの役割
LINEは、日本国内で9,700万人(2024年3月時点)が利用するコミュニケーションアプリです。膨大なユーザー数を誇ることから、プロモーションやマーケティングのために活用している企業が数多くあります。
まずは、LINEを用いた集客がなぜ効果的なのか、特に店舗型ビジネスにおいてどのような役割を果たすことが可能なのか解説します。
●LINEが集客に効果的な理由①LINEの特有の強み
デジタルが発達する以前の集客は、テレビや新聞といったマス広告をはじめ、看板広告やチラシといったアナログな手法が一般的でした。企業や店舗によっては、これに加えてポイントカードやメルマガ配信などを行っているケースありました。ところが、多くの人がインターネットと接するようになった近年では、こういったアナログ手法だけでは十分とは言えなくなりました。そこで近年は、よりターゲットの目にとまりやすい、WEB広告を中心としたデジタル広告の割合が増えつつあります。ユーザーが多いSNSやLINEは、こういったデジタル広告の一種として特にユーザーボリュームが多い点を優位性として大きな役割持っています。
ここで他のSNSとの比較ですが、Instagram、YouTube、X、TikTokなどが比較対象としてあげられますが、どのSNSも主要なユーザーオーディエンスに一定の傾向があります。対して、9,700万人もの利用者数を誇るLINEは、ユーザー数と情報伝達力の分野で非常に大きな強みがあります。多くの人が活用しているプラットフォームを導入コスト0で始められますし、メッセージが直接通知もされるため、開封率も一定数担保されるため、その点が大きな強みとなります。
●LINEが集客に効果的な理由②無料で開始が可能
LINEを活用した店舗集客の大きなメリットの一つは、無料で開始が可能な点です。
LINE公式アカウントは、初期費用なしで作成でき、基本的な機能を無料で利用することができます。これにより、広告予算・プロモーション予算が潤沢ではない中小企業や個人店舗でも、気軽に導入できるのが大きな利点です。
初期費用を抑えながらも、友だち追加されたユーザーに対してメッセージを送ることで定期的に自社の店舗を想起してもらい、LINE限定のキャンペーンやクーポンを配信することで来店の動機づけできるなど、様々な活用方法で集客を強化することができます。特に他のSNS媒体等と比較すると、コストを抑えつつ、友だち追加してくれた関心の高いユーザーに対して直接メッセージを送ることができるため、費用対効果が高いのも特徴です。
ただし、大量のメッセージを送る場合には有料となるため、利用前には各機能やサポートの詳細を確認するようにしましょう。
●LINEが集客に効果的な理由③リピーター獲得が見込める
有店舗型の広告主様にとって一度新規で来店したユーザーを再来店させ、リピーターとするかどうかは店舗集客において重要な指標といえます。どれほど多くの顧客を集められても、来店が一度きりでは売上の維持が難しくなるからです。
LINEでは、様々な機能を利用して、ユーザーに再来店する動機を与えることができます。
商品購入後は、LINEを通じた定期的な情報発信でユーザーとの継続的な接点をつくり、興味・関心に合わせたメッセージや情報を送ることで、購入意欲を高めることができます。さらに、次回の来店で利用できるクーポンや特典と交換できるスタンプカードなどの活用により、リピート利用を促すことも可能となります。
●LINEが集客に効果的な理由④開封率の高さ、タイムリーな配信が可能な点
コミュニケーションインフラとして定着しているLINEは、到達率が高く、プッシュ通知で確実に気づいてもらえるため、メールマガジンよりも開封率が高いと言われています。印刷物が必要なチラシと比較すると、準備期間を短縮でき、よりタイムリーな販促活動が可能となります。突然の雨で「雨の日セール」を実施する場合も、チラシなどの告知は間に合いませんが、LINEのメッセージ配信であれば対応が可能です。
1-4新店舗において友だち追加広告(CPF課金)を実施する意義
ここまで店舗型ビジネスにおいてLINE公式アカウントを活用するメリットの一部を解説してきましたが、ここからは友だちを増やすための施策について解説します。
主な施策として、店舗でのポスター掲示、販促物に記載のQRコードなどによる友だち獲得施策がありますが、近年、新店開店時のオープンセール期間中に実施する「友だち追加広告(CPF課金)」が増えています。
LINE広告はユーザーボリュームが巨大であることもメリットではありますが、それに加えて店舗近隣の商圏に絞った配信も可能で、【OPEN】という強い訴求メッセージで店舗認知度を上げながら、見込顧客となり得る「友だち」を獲得できるという一石二鳥の施策が「友だち追加広告(CPF課金)」です。
広告経由で友だちとなったユーザーにオープンセールのクーポンを発行するなどして新規来店を促すと共に、その後の定期的な情報発信で関係性を継続することでリピーターに引き上げる取り組みや、自社アプリがある場合、アプリへの導線として活用することも可能です。また、公式アカウントの機能である「ショップカード」の活用で、再来店を促す方法もあります。
今や日本人のコミュニケーションツールとしては欠かすことのできないLINE公式アカウントを有効活用することは、店舗様が商圏内で勝ち残っていくために欠かせない施策といえます。
以下のフォームをご入力いただくと、流通業様にてLINE広告の「友だち追加(CPF)課金型」を実施した事例を紹介しております。
【事例概要】
大手流通グループの量販店で、当初はオープン店舗等でLINE広告をテストしました。LINE公式アカウントは、毎週配信をおこなっており、LINEを活用した施策を重視されています。今回は、友だちを増やし情報発信を強化するため「友だち追加(CPF)課金型」を実施しました。