- 文学部卒。2012年入社。「考える仕事」がしたいという想いと、自分の仕事が形になり人の目に触れること、それで人が動くことに魅かれ、広告業界を志望。研修制度が充実し、ゼロから学べる環境に魅力を感じて読売ISへの入社を決意した。
入社後は第3営業本部に所属し、20社ほどのクライアントから不動産や建設業、百貨店など、多様な業種の折込広告を受注。その後メディア開発本部に異動し、企画開発部で新規事業開発・イベント運営を担当。2020年に第1営業本部に異動となり、小売業のクライアントを中心に企画・提案を行っている。


プレッシャーを乗り越えた先にある信頼。
私の営業担当先の中に、競合する折込広告会社とも取引しているクライアントがありました。以前、担当の方との会話の中で「あの会社(もう一社の折込広告会社)は、依頼したことへのレスポンスが遅い」と不満を漏らしていました。
折込広告は企画から出稿まで短期間で実施できるタイムリーな媒体なので、スピード感が非常に重要です。この不満は間違いなくクライアントのニーズであり、それを聞き出せたことは営業にとって大きなチャンスと捉えた私は、その後の依頼に対して今まで以上のクイックレスポンスを実践しました。
提案資料の作成にあたっては、クライアントにとって有益な情報を事前に想定して盛り込むなど、迅速な対応だけでなく付加価値を高めることを意識し、「私」という営業担当に依頼するメリットを示しました。
その結果、クライアントから高く評価していただき、これまで他社に依頼していた案件も私に任せていただくようになり、取引シェアを拡大することができました。
「先を読んで動き、常に期待に応え続ける」、言葉にするのは簡単ですが、実行するのはとても難しいことです。内容によってすぐに対応できないことや、一度で要求を満たせないこともありますが、その場合は丁寧にヒアリングを重ね、最善の提案ができるよう納期を調整したり、複数の提案を用意したりします。
「納期は必ず守らなければならない」「ニーズを的確に捉えなければならない」というプレッシャーもありますが、それを乗り越えることで信頼を得られるという確信が、今の自分の原動力です。
難しさも大きなやりがい。
新規クライアントに関するプロジェクトを担当した時のことです。
クライアントは、服飾関連の教育事業を全国に展開しており、プロモーションには以前から折込広告を利用されていましたが、目に見える効果を実感できず、折込広告の有効性に少し不信感を持っている状態でした。
そこで当社は、ターゲット層の購買特性や媒体の接触状況などを分析し、出稿する新聞銘柄や効果的な配布エリアの策定など、綿密な調査を基にした出稿計画を実行しました。
その結果、以前よりも高い反響を獲得し、クライアントからは読売ISのマーケティングノウハウや実行力が評価され、その後も継続して出稿していただいています。
ただ折込広告を提案するだけでは他社との差別化は難しいですが、当社が保有する多様なデータを駆使してプランニングすれば、必ず効果が出るということをクライアントに実感していただけたと思います。私自身も生活者のインサイトを把握する重要性や、折込広告という媒体が生活者に与える影響に改めて気付くことができました。
このプロジェクトの期間中、頻繁にクライアントを訪問する中で、信頼関係を築くことの大切さも改めて学びました。ふとした会話の中から、クライアントの課題、不安や不満を引き出して、実際の提案につなげることはとても難しいですが、その分やりがいもあります。競合他社もある中、読売ISに任せていただけたことはとてもうれしく、自信につながりました。
すべてをゴールに導ける力をつけたい。
今後の目標は、折込広告などメディアへの出稿だけでなく、クライアントのビジネス課題を解決するために、クライアントとユーザーのコミュニケーションを、トータルでプロデュースするような仕事を増やしたいと思っています。
そのためには、営業担当として予算や進行の管理だけではなく、マーケティング分析やコンセプト設計から、クリエイティブ制作・メディア選定・セールスプロモーションツール活用といった各分野のプランニングに至るまで、すべての機能と効果を理解したうえで、最終的にクライアントが求めるゴールに導く力をつけなければなりません。
時代と共に広告手法やクライアントの市場も変化していく中で、そのような状況を踏まえつつ、より効果的な戦略提案ができるよう最近は社内のイベントプロジェクトにも参加したりと様々な案件に積極的に携わり、ノウハウを吸収するようにしています。
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