- 法学部卒。2004年入社。入社後は本社営業部に配属となり、入社6年目まで通販健康食品、大型家具店などのクライアントを担当する。入社7年目より千葉支社営業部で、小売店を中心に地元クライアントを担当。同時に新規顧客開拓にも注力する。プランニングが必要な案件を豊富に経験し、入社9年目より現部署に異動。通販商品新規立ち上げや商業施設の経常販促企画など、ビジネスソリューションを提案している。

クライアントが生活者に選ばれるための戦略を考える。
クライアントの商品・サービスが生活者に選ばれるための「戦略」を考えるのが私の部署の仕事です。現状分析を行った上で、どんな価値をどのターゲットにアピールすれば、その商品・サービスを最も効果的に浸透させられるかを考えて広告展開をご提案します。ほかの広告会社で言うストラテジックプランナーの役割に近く、コンセプト考案に始まり、クリエイティブやメディアの戦略まで、提案内容は実に多岐にわたります。
プランニングを行う際は、折込広告の強みを活かした提案を心がけています。例えば折込広告には、決められたエリアでターゲットに対して「テスト」を行えるメリットがあります。もし、商品・サービスに4つの価値があった場合、それぞれの価値ごとにクリエイティブを作り、同一条件(部数・エリア・実施日)のもと配布を行います。後日クリエイティブごとのレスポンスを比較すれば、どの価値が生活者に求められているかを調べることができます。テストで最も反響のあったクリエイティブを様々な媒体で展開すれば、クライアントに対して説得力がありますし、何より、高い広告効果が期待できます。
折込広告は部数やエリアを自由に調整できるため、予算規模を問わずどなたでも利用できることも魅力です。そのため我々のクライアントは地域の商店からメーカーまで、様々なお客様がいらっしゃいます。それぞれの課題を解決するには、クライアントのビジネスにも精通した幅広い知見と、生活者目線での思考が求められます。
誰もが納得し、同じ方向を向けるよう、
自分の役割に責任を持つ。
今までの経験の中で一番心に残っているのは、商業施設を運営するクライアントに対して年間を通した販売促進提案を行い、3社による企画コンペの結果、長年担当してきた競合に勝って受注したことです。
私の担当は、現状の問題提起とコンセプトに基づく販売促進戦略の立案です。クライアントが市場で勝ち抜くために獲得すべきターゲットを設定し、どのように顧客化するか方針を考えました。チームとしてブレない提案を行うためには、協力会社を含めた全メンバーで方針をしっかり共有することが必要です。そのため、プレゼン前にメンバー全員が納得するまで話し合いを重ね、決まった方針に基づいて各部門のメンバーが具体的な方策を練りました。私がよき水先案内人になれれば、チームはベストパフォーマンスを出せると考えています。
このようにチームで仕事にあたる場合、意思の疎通がしやすいのは読売ISのよさですね。全員の顔と名前が一致するぐらい社員同士の距離が近く、クラブ活動などでも交流の機会があることは仕事にも活きていると思います。
このコンペを通じ、自分の役割が持つ責任の大きさを感じると同時に、チームが同じ方針の下で動いていくにはシンプルで強いメッセージ性のある企画でなければいけないと改めて感じました。
自分のアイデアで、
誰かに影響を与えられるのがやりがい。
プランニングはとてもクリエイティブな仕事です。アイデア、発想力こそが自分たちの商品だと考えていますし、マーケティング発想に基づく戦略性が付加価値であり、提案の質が競争力につながっていると自負しています。
クライアントや商品・サービスが変われば全く違う戦略となるため、毎回ゼロから考える大変さがあります。しかし考え抜いた戦略に共感していただき、最終的にご提案した施策がクライアントの課題解決につながった時は、ビジネスに貢献できたことに喜びを感じアイデアが人を動かす力を実感します。
プランニングの際は、商品・サービスの強み、競合との違いを見極め、ターゲットが何を基準に選択をするのかを分析します。全ての情報を一度、俯瞰した上で最も効果的なプランに集約するのが私のやり方ですが、多様な仕事を経験する以外にスキルを磨く方法はありません。また、予算やスケジュールも含めた実現可能なプランであることも大切ですし、クライアントとの距離感も加味しなければいけません。営業からのヒアリングを通じ、当社にクライアントが期待する部分を察知するチカラも必要です。そういったことは入社してから8年間、営業を経験していたことが大きく役立っています。
入社当時、祖父母の家に偶然、自分が担当した折込広告が置いてあったのを見た時、自分の仕事が誰かに影響を与えているのだと実感しうれしく思いました。現在も、私が考えたプランが人に影響を与えられることに大きなやりがいを感じています。クライアントや生活者のためにスイッチを押せた瞬間ですから。
今後はクライアントのチームスタッフとして、商品コンセプトの創造や販売戦略の策定から携わるのが目標です。マーケティングを重視した高度なスキルやクライアントとの信頼関係も必要なため、もっと自分を磨いていきたいです。
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